30代の会社員が体毛・朝食・タバコ・飲み会を捨てたら人生が激変した話

「もっとやらなければ」と思いながら、 何かに疲れていませんか。

20代のころは、足し算が正解でした。 筋トレを始める。副業を試す。 スキルを積み上げる。 何でも試してみることに意味があった。

でも34歳になった今、 同じことをやっていたら消耗するだけです。

30代で正解が変わった。 足し算から引き算へ。

これは、34歳・工場作業員の僕が 実際に「捨てた」9つのものの記録です。 ストイックな話ではありません。 ただ、面倒くさいものを順番に手放しただけです。

結果的に、体脂肪率は6%落ちて、 スキンケアは2年間続いて、 朝の時間は2倍になりました。

この記事でわかること

TAGが実践した9つの引き算とその結果。

「捨てた」と書くと聞こえが悪いですが、正確には違います。より重要なことに集中するために、邪魔なものを外したというだけです。

これはミニマリストの話でも禁欲主義の話でもない。戦略的に引き算した男の、ただの記録です。

捨てたもの得たもの
① 体毛朝5分・清潔感・スキンケアへの集中
② 朝食6ヶ月で-9kg・午前の集中力
③ 有酸素運動1点集中で継続できる仕組み
④ スキンケアの迷い無印5点で2年間の継続実績
⑤ 安物アクセサリーTom Woodで統一・外出時の意思決定の削減
⑥ タバコ年間20万円以上・体力回復・自己効力感
⑦ 発見のない飲み会夜の時間・翌朝のコンディション
⑧ 合わない人間関係精神的な余白・関係の質の向上
⑨ 食事の選択判断疲れ削減・カロリー管理の精度
目次

引き算の本質:選択疲れとの戦い

選択肢の多さに頭を抱える30代男性のイメージ
選択肢が多いほど、人は消耗する。

「Decision Fatigue(選択疲れ)」という概念があります。

人間が一日に下せる判断の質は、 判断を重ねるたびに落ちていく。 オバマ大統領がスーツを2種類しか持たなかった理由も、 スティーブ・ジョブズが毎日同じ黒いタートルを着た理由も、 突き詰めればこれです。

でも偉人の話は遠い。 僕の場合はもっとシンプルです。

工場の現場作業は、判断の連続です。 安全確認、工程管理、品質チェック。 1日に何百回という判断を下して帰宅する。

そこに「今日の夕飯どうする」「髭剃ったか」 「あの飲み会どう断ろう」という 判断を積み上げていたら、 何も残りません。

「判断力」は有限だ。
問題は、何に使うかを選ぶことにある。

引き算の本質は余白を作るためではなく、 本当に大切なことに 判断力を集中させるための整理です。

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9つの引き算:捨てた理由と得たもの

01

体毛を捨てた

毎朝の髭剃りが、地味に嫌でした。 5分という時間ではなく、 「また今日もやらないといけない」という 義務感がじわじわと積み上がっていた。

剃り残しが気になって、 スキンケアに集中できない。 そもそも髭の上からケアしても 意味が半減する。

メンズリゼで脱毛を始めたのは、 そういう流れです。 結果、朝の5分が返ってきました。 それだけでなく、 スキンケアへの集中度が上がった。 捨てたのは体毛ではなく、毎朝の義務感でした。

得たもの

朝5分の回収・剃り残しへの注意コスト削減・スキンケアの質の向上

02

朝食を捨てた(1日2食へ)

朝食を食べるのが「正しい」と ずっと信じていました。 でも、食べた後の食後の眠気が 午前中の仕事のパフォーマンスを 確実に落としていた。

試しに1ヶ月、朝食を抜いてみました。 最初の1週間は空腹感がありましたが、 2週目からは慣れた。 そして気づいたことがあります。

午前中の集中力が上がった。

「何を食べるか」という判断も消えた。 カロリーの計算も楽になった。 6ヶ月後の結果は、体重90kgから81.4kg。 体脂肪率は23%から17%になっていました。

得たもの

6ヶ月で-9kg・体脂肪率-6%・午前の集中力・朝の判断コスト削減

03

有酸素運動を捨てた

ダイエットといえばランニング、 という思い込みがありました。 始めてみたものの、続かない。 雨の日はできない。 休日に走ろうとするたびに 「やらないといけない」という義務感だけが 積み上がっていった。

ある日、シンプルな事実に気づきました。 消費カロリーを増やすより、 摂取カロリーを減らす方が確実だ。

週3回・自宅のみの筋トレに切り替えた。 場所も時間も選ばない仕組みにした。 有酸素を捨てることで、 唯一の「継続できる仕組み」が残りました。

得たもの

継続できる仕組み・消費ではなく摂取への1点集中・義務感の解放

04

「スキンケアの正解探し」を捨てた

新しい商品を見るたびに 「これが正解かも」と試したくなる。 SNSで話題になるたびに揺れる。 その繰り返しで、 結局何も継続できていませんでした。

2年前に決断しました。 無印良品の5点だけを使う。 それ以外は買わない。

結果、2年間継続できました。 「次は何を試そう」という迷いが消えて、 「これでいい」という確信が残った。 スキンケアで本当に必要なのは 高級品でも最新品でもなく、 継続できる仕組みだと気づきました。

得たもの

無印5点という「答え」・2年間の継続という実績・「これでいい」という確信

05

安物・統一感のないアクセサリーを捨てた

安いアクセサリーを複数持つという 発想をやめました。 毎朝「今日はどれにするか」と選んで、 統一感のない見た目で出かけていた。

Tom Woodに絞ったのは、 シンプルな理由です。 「これ以外はつけない」と決めたら、 朝の選択がゼロになった。

安いものを複数持つより、 いいものをひとつ持つ方が 意思決定コストが低い。

これは服にも応用できます。 少数精鋭が生む統一感は、 量が生む選択肢より価値があります。

得たもの

Tom Wood一択・統一感のある見た目・朝の選択コストがゼロ

06

タバコを捨てた

28歳のとき、タバコをやめました。 理由は単純だった。 金がもったいないと気づいたからです。 それだけで十分な理由だった。

計算してみたら、年間20万円以上を 煙に変えていたことがわかりました。 喫煙所に行く時間も、 「吸わないと落ち着かない」という 依存もセットで手放した。

やめて得たものは金だけではありません。 「自分は決めたことをやめられる」 という自己効力感が、 その後のダイエットや筋トレ継続の 土台になりました。

タバコをやめることと体脂肪率を下げることは、 表面上は別の話に見えます。 でも根っこは同じです。 「決めたことを続ける力」という話です。

得たもの

年間20万円以上のコスト削減・体力・肺機能の回復・「やめられた」という自己効力感・筋トレ継続への素地

07

「発見のない飲み会」を捨てた

飲み会を断るのは、 最初は勇気が要りました。 でも断った翌朝のコンディションが 全てを語っていました。

今は「行く価値がある飲み会だけ行く」という 基準を持っています。 惰性で続ける人間関係のために 夜の数時間を使うのをやめた。

その代わりに増えたのが 読書・ブログ・スキンケアの時間です。 夜の3時間が返ってきたとき、 何をするかが明確だった人間だけが 本当の得をします。

「参加しないことへの罪悪感」も 半年もすれば消えます。 消えない場合は、 そのコミュニティ自体を見直す タイミングかもしれません。

得たもの

夜の時間(読書・ブログ・スキンケア)・翌朝のコンディション・「行く価値がある飲み会だけ行く」という基準

08

ネガティブな人間関係を捨てた

「会った後に疲れる人」と 「会った後に元気になる人」がいます。

30代になって気づいたのは、 前者への義務感で 後者との時間が削られていたということです。

人間関係を絞ることは、 残った関係の質を上げることです。

感染するネガティブ思考への 曝露を減らしたら、 自分の価値観がはっきりしてきました。 精神的な余白ができたとき、 初めて「自分がどうしたいか」が 聞こえるようになります。

得たもの

精神的な余白・自分の価値観への確信・残った人間関係の質の向上

09

「毎日の食事選択」を捨てた

曜日によって食べるものを ある程度固定しています。

「今日の昼は何にするか」という判断を 毎日繰り返すのをやめた。 外食の過剰な選択肢から離れた。

これでカロリー管理の精度が上がりました。 「何を食べるか」に使っていた 脳のリソースを、 仕事とトレーニングに回せるようになった。

9つも捨てたと書くとストイックに聞こえる。 実態はただ、面倒くさかっただけです。

得たもの

判断疲れの削減・カロリー管理の精度向上・食事への余計なエネルギーの節約

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9つの引き算に共通していること

30代男性が薄暗いデスクで
9つの物体を一列に並べ
静かに考え込んでいる様子
9つの引き算は「実はひとつに繋がっている」

並べてみると、気づくことがあります。 全部つながっています。

  • 体毛を捨てた → 朝の時間とスキンケアへの集中が生まれた
  • 朝食を捨てた → 午前の集中力と減量の成功が生まれた
  • タバコを捨てた → 健康と金と自己効力感が生まれた
  • 飲み会を捨てた → 夜の時間とブログ習慣が生まれた
  • 人間関係を整理した → 精神的余白と自己理解が生まれた
  • 食事を固定した → 判断コストが減り管理精度が上がった
  • アクセサリーを絞った → 統一感と朝の決断がゼロになった

これらは全部、「選択疲れ」との戦いです。 判断回数を減らして、 使える思考力を守るための整理。 捨てることが目的ではなく、 集中することが目的でした。

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30代が引き算を始めるべき3つの理由

① 時間が有限であることを知っている

20代は「まだある」と感じていた時間が、 30代では「もうない」に変わっています。 この感覚の変化が、 引き算を始める最大の動機です。

② 自分の「正解」が見えてきた

20代は何でも試すべきです。 でも30代は、すでにある程度の 「自分なりの答え」を持っています。 その答えに集中するために、 ノイズを取り除く段階に来ています。

③「見た目」が評価される年齢になった

30代の男性は、若さで誤魔化せなくなります。 肌・体型・清潔感・アクセサリーの統一感。 これらが、無言のうちに評価されます。 見た目への投資対効果が 最も高いのが、30代です。

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引き算の始め方:3つのステップ

 「判断している回数」を1日数える

今日1日で、何回「どうしようか」と考えましたか。 それが全て、引き算の候補リストです。 書き出すだけで、何が消耗させているかが見えます。

 「3ヶ月続いていないもの」を捨てる

3ヶ月続かないものは、 自分に合っていないか複雑すぎるかのどちらかです。 続かないことへの罪悪感を持つより、 仕組みを変える方が正解です。

 「1点集中」で小さく試す

全部を一度に変えようとしないことです。 僕も最初はタバコをやめることだけでした。 それが自己効力感を生んで、次につながりました。 引き算は、1つずつで十分です。

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まとめ:引き算は「諦め」ではない

引き算は諦めではありません。

「何に集中するか」を決める行為です。 30代の引き算が、 40代の余裕を作ります。

体毛・朝食・タバコ・飲み会・人間関係・ アクセサリー・食事の選択。 捨てたもののリストだけ見ると ストイックに見えますが、 実態は単純です。

「面倒くさいから手放した。 その分、好きなことに使った。」 ただそれだけです。

あなたが今すぐ捨てられるものは、何ですか。

この記事を読んだ後にやること

▶ 今日1日で「判断した回数」を数えてみる
▶ 3ヶ月以上続いていないものをリストアップする
▶ そのうち1つだけ、明日から手放してみる

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