工場で金属を磨いている男が、S&P500を毎月買っている。
我ながら面白い組み合わせだと思う。
自分は投資とは無縁だと思っていた。
お金持ちがやるもので、自分には関係ないと。でも4ヶ月やってみて、考えが変わりました。
変わったのは、お金が増えたことだけじゃない。
経済の見え方そのものが変わった。
それが、数字より大きかった報酬です。
この記事では、運用データを全部公開します。
元本312万円・利益約20万円・4ヶ月の全記録。
すべて正直に話します。

「相場が良かっただけかもしれない」ということも含めて。
運用データ|4か月の全記録
投資商品
S&P500インデックスファンド
口座
松井証券・NISA口座
運用期間
4ヶ月(2025年1月〜)
元本
3,120,000円
利益(確定・再投資済み)
約200,000円
利回り(4ヶ月)
約6.4%
年換算利回り
約19.2%
難易度
ボタンを押すだけ
難しいことは何もしていない。
S&P500を買って、あとは忘れるだけ。
それで4ヶ月後、お金より大きいものを手に入れた。
なぜ投資を始めたのか
ハリアーの購入が、最初のきっかけだった


2025年11月、ハリアーを購入する前の話。車両価格は約500万越え。
そのとき初めて、お金の流れを真剣に考えました。
500万という数字を前に、「自分の資産ってどうなってるんだろう」と。
それまでは給料が入れば使い、残れば貯める。
貯金はしていたけれど、増やすという発想がなかった。



貯めているだけでは意味がないと気づいたのは、遅かったかもしれない。でも始めなかった未来より、ずっとましでした。
「500万のローン×312万の投資」という同時進行
ローンを組みながら投資を始める。
矛盾しているように見えるかもしれません。
でも計算してみると、判断は変わりました。
ハリアーのローン金利は2.1%です。
S&P500の歴史的な年平均リターンは7〜10%。
つまり理論上、投資で得られる利益がローン金利を上回る可能性が高い。
手元の現金をすべてローン返済に充てるより、
一部を運用に回した方が数字上は有利になる計算です。



ただしリスクも当然、存在します。相場が大きく下がれば、この計算は崩れる。
ハリアーは購入した瞬間に「資産」でもあります。500万円の車を手に入れたということは、一時的に自分の保有資産が大きく増えたとも言える。そう考えると、ローンへの見方も変わってきます。
なぜS&P500一択なのか
考えることを減らす、という投資の引き算


いざ投資を始めようとしても、選択肢が多すぎる。
個別株、債券、不動産、仮想通貨、投資信託、REIT……
僕が出した答えは、「面倒くさい、考えたくない」でした。
S&P500はアメリカの主要500社に分散投資できる指数です。それを積み立てるだけ。商品は1本。口座も1つ。



選ばないことで、迷わなくなる。
これは投資における引き算の美学だと思っています。
個別株・その他との比較
| 商品 | 分散 | 手間 | リスク |
|---|---|---|---|
| S&P500インデックス | ◎ | ほぼゼロ | 中 |
| 個別株 | △ | 高い | 高い |
| 債券 | ○ | 低め | 低〜中 |
| 不動産(REIT含む) | ○ | 中程度 | 中 |
| 仮想通貨 | × | 低め | 非常に高い |
工場の仕事をしながら、個別株を分析する時間も気力もありません。S&P500なら「アメリカ経済全体に賭ける」という一択で完結する。
長期・積立・分散。この3つを最もシンプルに実現できる商品が、S&P500インデックスファンドだと判断しました。
4ヶ月間の運用記録・全公開
月次の積み上がり


積立は月3万円。ボーナス月はプラス20万円を追加する予定です。NISA口座内での運用なので、利益は非課税です。
| 月 | 追加投入額 | 累計元本 | 評価損益 |
|---|---|---|---|
| 1ヶ月目 | 2,000,000円 | 2.000,000円 | +数千円 |
| 2ヶ月目 | 1,060,000円 | 3,060,000円 | -数万円 |
| 3ヶ月目 | 30,000円 | 3,090,000円 | +数万円 |
| 4ヶ月目 | 30,000円 | 3,120,000円 | +約200,000円 |
S&P500は利益は確定させず、NISA口座内で再投資されます。非課税の恩恵を最大化するため、売らずに複利を積み上げることができます。
20万円の利益をどう評価するか
年換算19.2%という数字の意味
4ヶ月で約6.4%の利益。年換算すると約19.2%。
数字だけ見ると、かなり良い結果です。
でも正直に言います。
相場が良かっただけかもしれない。
4ヶ月の結果で判断するのは、早すぎる。
S&P500の歴史的平均は年7〜10%。



今の数字はそれより高い。つまり、いつか下落局面が来るということ。
下落局面が来たときの心構え
投資をしていれば、必ずマイナスになる瞬間が来ます。そのときに売ってしまうのが、最も損をするパターンです。
経済感覚が変わった。それが最大の報酬
ニュースの見え方が変わった


投資を始めてから、経済ニュースが他人事ではなくなりました。FRBの金利決定、円ドルの為替、アメリカの雇用統計。
以前は「関係ない話」として流していた情報が、
今は自分のポートフォリオに直結する話として入ってくる。
世界と自分がつながった感覚。
これが、20万円の利益より大きな報酬だと思っています。
「お金を働かせる」という感覚が生まれた
工場で8時間働いて、日当が出る。
その一方で、証券口座の中でもお金が動いている。
自分が寝ている間にも、資産が動いている。これは感覚的に、かなり大きな変化だった。労働収入だけが収入ではないと、身をもって理解した。
金融リテラシーは、始めないと身につかない
投資の本を読んでも、動画を見ても、それだけでは感覚は変わりません。実際に自分のお金を市場に入れて、初めてわかることがある。
金融リテラシーは「知識」ではなく「体験」で育ちます。4ヶ月でそれを実感しました。
松井証券→SBI証券移行の検討
現在、松井証券を使っている理由
口座開設のしやすさと、UIのシンプルさが決め手でした。NISAの積立設定も迷わず完了できた。初めての口座として正解だったと思います。
SBI証券への移行を検討している理由
三井住友カード(SMBCカード)でのクレカ積立が使えること。積立金額に対してポイント還元が受けられるため、長期で見ると積立額のポイント分だけ有利になります。



月3万円の積立であれば、年間で数千〜数万ポイントの還元が期待できる計算です。
移行のメリット・デメリット
| 松井証券(現在) | SBI証券(検討中) | |
|---|---|---|
| UI・使いやすさ | ◎ シンプル | ○ 多機能 |
| クレカ積立 | × なし | ◎ 三井住友カード対応 |
| ポイント還元 | △ | ◎ |
| 移行の手間 | — | △ やや手間あり |
移行の手間と、得られるリターンを天秤にかけている。決まったら記事を更新する予定です。
今後の運用方針
変えないことを決めている
月3万円の積立+ボーナス月20万円(年2回)の追加投入。商品はS&P500一択。これを変えるつもりはありません。
相場が下がっても積立を止めない。
「途中で売らない」という覚悟だけが、長期投資の武器です。



NISAの枠が埋まるまでは、投資を継続していこうと思います。
10年後・20年後の試算
| 年数 | 追加投入(年間) | 想定元本 | 年7%運用時の評価額(概算) |
|---|---|---|---|
| 現在(4ヶ月) | — | 312万円 | 約332万円 |
| 5年後 | 76万円/年 | 約592万円 | 約700〜750万円 |
| 10年後 | 76万円/年 | 約872万円 | 約1,200〜1,400万円 |
| 20年後 | 76万円/年 | 約1,432万円 | 約3,000万円超 |
今すぐできる3つのこと
松井証券・SBI証券・楽天証券、どれでも構いません。
迷っているなら、今すぐ開設を申し込む。
口座を開設しないことが、最大の損失です。
「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」など、有名なものを選べば問題ありません。
考えすぎないことが、最初のコツです。
完璧な商品を探すより、まず買うことの方が大切です。
自動積立を設定したら、あとは見ないことが重要です。
毎日価格を確認すると、下落局面で売りたくなります。
自動化して忘れることが、最強の投資戦略です。
まとめ
4ヶ月で元本312万円・利益約20万円。
数字は悪くありません。
でも、それより大きな変化がありました。
世界の経済と自分がつながった感覚。
お金を働かせるという体験。
金融リテラシーが、知識ではなく感覚として身についたこと。
工場で働きながら、S&P500を買っている。
難しいことは何もしていない。
ボタンを押して、あとは忘れるだけ。
始める理由はそれで十分です。




【免責事項】
この記事は個人の運用記録です。 投資は元本保証ではありません。 投資判断は自己責任でお願いします。 特定の金融商品・証券会社を推奨するものではありません。 記載されている運用実績は過去のものであり、将来の成果を保証するものではありません。 資産運用に関しては、必要に応じて金融の専門家にご相談ください。









